帝国データバンクが全国2万社を超える企業を対象に調査している「TDB景気動向調査」では、2014年1月の景気DIが50.0(前月比0.5ポイント増)と、2002年5月の調査開始以来、初めて判断の分かれ目となる50台に達した。また、内閣府が今月17日に発表した2013年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.3%増、年率換算で1.0%増と4四半期続けてプラス成長となった。4月の消費税率引き上げを控え、駆け込み需要の影響から、個人消費や住宅投資が堅調に伸びている。