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東証１部市場では、ネオス・星光ＰＭＣ・ルネサスなど、外国人持株比率が低く、特定株比率が高い銘柄の上昇が目立っており、年度末を１ヶ月後に控え、大株主の思惑が増幅するような銘柄が突飛高となる傾向が強まろう。

２４日引け後、エナリスが完全子会社化に向け協議を進めると２月１７日に発表していた日本エネルギー建設との株式交換の件で、業績予想の修正を発表した。

エナリスは、太陽光発電システム機器の販売、取付施工、メンテナンスサービス等を手掛ける日本エネルギー建設（東京都港区）を、一部株式の取得とその後の株式交換により完全子会社化する。２月２８日付で既存株主から株式５４％を１，０８０百万円で取得した上で、３月１９日を効力発生日として株式交換を行う。株式交換比率は、エナリス：日本エネルギー建設＝１：１７１、普通株式４９５，０４５株を割り当てる。

モリタホールディングスは、２月２１日付でエア・ウォーターとの業務資本提携契約を締結し、同社を割当先とする自己株式の処分を実施する。防災事業の販売協力や販路拡大、商品の共同開発、共同購買等で協業する。処分期日３月１０日、処分株式数１７３万株、１株８２３円、処分総額１，４２３，７９０千円。エア・ウォーターは、モリタの３．６９％を保有する第７位株主となる。