アルゼンチンペソ、トルコリラ、南アランドといった新興国通貨の暴落によって、世界の金融マーケットが一斉に「リスクオフ」に動いた。そんな状況下で、日本のアベノミクスも命綱ともいえる「円安株高」のシナリオが狂い始めつつある。米雇用統計の悪化をきっかけに始まった今回のリスクオフ相場だが、いったいいつまで続くのか。FRB議長交代、米国債務上限問題の期限切れなど、様々なイベントの中で、2月相場はどんな展開になるのか。外為オンライン・シニアアナリストの佐藤正和氏に2月相場の動向を伺った。(写真はサーチナ撮影)