日本ペイントが軟調、1Qの2ケタ減益を嫌気
日本ペイント <4612> が軟調。前場に一時137円安(5.6%安)の2306円まで売られ、その後は下げ幅を縮小したものの、2400円前後でもみ合っている。
4日引け後に発表された今3月期の第1四半期業績は、売上高が前年同期比1.3%増の625億5800万円、営業利益は同3.3%増の80億8500万円となった一方、純利益は同16.6%減の60億9700万円と2ケタ減益で終わっている。
日本や中国、北米で売上が堅調となり、円安による原料コストの低下なども寄与。国内では消費増税前駆け込み需要の受注残も寄与したという。一方で、前期に計上した一部事業の売却益のよる反動減や、為替差損などが最終減益の要因となっている。
同社の9月中間期予想は、売上高が1330億円(前期比4.8%増)、営業利益は165億円(同0.3%減)、純利益は150億円(同2.0%減)を計画。従来予想を据え置いた。(編集担当:片岡利文)
日本ペイントが軟調。前場に一時137円安(5.6%安)の2306円まで売られ、その後は下げ幅を縮小したものの、2400円前後でもみ合っている。
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2014-08-05 13:15