ヤマハ発が急伸、業績予想と配当予想を修正、株主優待を再開

 ヤマハ発動機 <7272> が午後1時30分に、今12月期の6月中間期業績を開示。通期業績予想や配当予想を修正し、株主優待の再開も発表している。  中間期の売上高は前年同期比7.6%増の7560億2500万円となり、営業利益は同62.4%増の491億900万円と大幅に拡大。先進国では二輪車やマリン事業が好調で、円安も寄与。新興国では二輪車事業でコストダウンやモデルミックス改善により利益が増加し、原価高などをカバーしたという。  通期予想については、売上高は1兆5000億円(前期比6.3%増)と従来計画を据え置いてたものの、営業利益は750億円から830億円(同50.5%増)に、純利益は450億円から500億円(同13.5%増)に上積みしている。  また、中間期配当と期末配当予想をどちらも従来予想の13円から14.5円に修正。年間では29円(前期実績は26円)に増額している。  さらに、5期ぶりに株主優待制度を再開。12月末時点の1単元(100株)以上の保有株主に対して、地元名産品、ジュビロ磐田のJリーグ観戦ペアチケット、 ヤマハ発動機ジュビロのラグビー観戦ペアチケット、社会貢献基金への寄付のうちから1つを選んで優待を受けられる。  ヤマハ発の株価は業績発表直後に急騰し、午後1時45分には87円高(5.1%高)の1807円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
ヤマハ発動機が午後1時30分に、今12月期の6月中間期業績を開示。通期業績予想や配当予想を修正し、株主優待の再開も発表している。
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2014-08-05 14:00