大成建は下げに転じる、第1四半期の大幅減益を売り材料視
大成建設 <1801> は午後1時30分ごろにプラス圏へ浮上し、年初来高値を606円に切り上げたが、5日午後2時に開示した15年3月期第1四半期の決算で減益だったことが売り材料視され、再びマイナス圏へ沈んだ。午後2時13分には40円安(6.69%安)の558円を付けている。
第1四半期の売上高は前年同期比1.2%増の2894億7900万円、営業利益は同56.3%減の15億8800万円、純利益は同83.6%減の5億1400万円だった。建築事業は増加した一方、開発事業は減収になった。土木事業の売上高は増加したものの、利益率が悪化した。
完成物件の引き渡しが第4四半期に偏る季節的変動要因があるとして、業績予想は変更していない。(編集担当:宮川子平)
大成建設は5日午後2時に開示した15年3月期第1四半期の決算で減益だったことが売り材料視され、マイナス圏へ沈んだ。
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2014-08-05 14:15