マブチ、14年12月期業績予想を上方修正、最終増益予想に転じる

 マブチモーター <6592> は5日引け後、14年12月期業績および配当予想の上方修正を発表した。  6月中間期では売上高を558億円から586億1000万円(前年同期比14.8%増)、営業利益を55億円から79億円(同2.1倍)、純利益を39億円から67億4000万円(同20.8%増)に修正し、通期は売上高を1130億円から1175億円(前期比8.4%増)、営業利益を113億円から149億円(同59.6%増)、純利益を94億円から124億円(同17.9%増)に増額。最終減益予想が一転した。配当も中間期・期末ともに従来予想の70円から83円に引き上げ、年間166円(前期は記念配当20円を含む140円)に修正している。  自動車電装機器市場が米国や新興国の需要に支えられて堅調に推移し、下期も好調が持続する見通し。為替が想定よりも円安で推移したことも修正の要因で、下期業績の前提為替レートは1ドル=98円(前回予想は1ドル=95円)に変更した。   5日終値は110円安の8110円。(編集担当:宮川子平)
マブチモーターは5日引け後、14年12月期業績および配当予想の上方修正を発表した。
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2014-08-05 15:15