サッポロHDが今12月期の業績予想を最終赤字に修正
サッポロホールディングス <2501> が今12月期の業績予想を修正した。
売上高は5377億円(前期比5.5%増)、営業利益は150億円(同2.2%減)の従来予想を据え置いたものの、最終損益は50億円の黒字から20億円の赤字(前期は94億5100万円の黒字)へと大幅減額している。
同社は第3のビールとして発売していた「極ZERO」の税制適用区分に関連し、116億円を追加納税すると6月に発表しており、業績への影響は精査中としていた。
同時に発表されたサッポロHDの6月中間期業績は、売上高が前年同期比3.7%増の2398億6200万円、営業利益は前年同期の2.1倍となる10億700万円と拡大。最終損益は109億2800万円の赤字(前年同期は1億8900万円の黒字)となった。
ビール類は3月の増税前需要と4月以降の反動減を経て、売上数量が前年同期を上回っており、食品・飲料事業も売上数量が増加。国際事業での円安寄与もあり、増収で着地し、営業増益にも結びついたという。
サッポロHDの5日の終値は、4円安の443円。(編集担当:片岡利文)
サッポロホールディングスが今12月期の業績予想を修正した。
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2014-08-06 06:00