2013年に上げた株・下げた株は=金山敏之

  明けましておめでとうございます。本日の大発会から新年相場入りとなりましたが、2013年の株式相場を振り返ってみると結局、昨年は日経平均が高値を更新しての終りとなりました。日経平均は昨年5月に一気に16,000円一歩手前まで上昇しましたが、その後12,000円台まで一旦調整すると13,000円台から14,000円台で方向感のない展開がしばらく続きました。しかし、年末にかけて再び強含み16,000円を上回って大納会を迎えました。   こうしたなか今回はTOPIX500採用銘柄を対象に2012年末と2013年末の株価を比較して、昨年のパフォーマンスをチェックしてみました。その結果をみると上昇率トップはセイコーエプソン <6724> で、中間決算での通期予想の上方修正を受けて一段と上げ足を速め、昨年末に比べ株価は約4倍になりました。一方でパフォーマンスが冴えなかった銘柄ではグリー <3632> 、ディーエヌエ <2432> といったソーシャルゲーム大手2社やニコン <7731> 、キヤノン <7751> といった精密大手2社が上位に顔を出します。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用銘柄を対象に2012年末と2013年末の株価を比較して、昨年のパフォーマンスをチェックしてみました。
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2014-01-06 17:15