丸和運輸機関は9月末に株式2分割、分割後配当は年97.5円

  丸和運輸機関 <9090> (東2)は、9月30日を基準日、10月1日を効力発生日として1株を2株に分割する。流動性の向上を期待した買いが継続している。   同社は、今年4月8日に東証2部市場に上場。サードパーティ・ロジスティクス(3PL)事業(低温食品物流、医薬・医療物流、常温物流)、ロジスティクスコンサルティング事業、運輸事業(一般、特別積合、引越、産業廃棄物の収集運搬他)、倉庫事業・保管庫の賃貸および管理事業を展開している。今3月期業績予想は、売上高533億2900万円(前期比3.6%増)、営業利益は28億8500万円(同4.2%増)、経常利益28億5800万円(同2.8%増)、純利益16億7000万円(同5.7%増)と増収増益を見込んでいる。株式分割に伴い、年間配当は従来予想の130円から97.5円(中間65円、期末32円50銭)に修正している。実質配当は変わらない。   株価は、上場翌日の4月9日安値2911円を底に上昇している。同社の顧客数は年間売上規模で300億~500億円の地域の有力食品スーパーを取り込む戦略を強化しているが、ネットスーパーの宅配業務など顧客基盤の拡大に対する期待感が高まっている。今期予想PER9倍台と割安感があり、配当利回り3.0%と利回り妙味も増す。押し目買い優位に上昇基調を強める可能性がありそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
丸和運輸機関<9090>(東2)は、9月30日を基準日、10月1日を効力発生日として1株を2株に分割する。流動性の向上を期待した買いが継続している。
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2014-08-06 09:15