日経平均は60円安で寄り付く、ソフトバンクは売り先行
6日の日経平均株価は前日比60円31銭安の1万5260円00銭で寄り付いた。米国株の下落を嫌気した売りが先行した。「傘下の米スプリントがTモバイルの買収を断念した」と報じられたソフトバンク <9984> の下げがきついことも重しになっているようだ。
個別では、14年9月中間期業績予想を下方修正したサニックス <4651> 、15年3月期業績予想を下方修正した大平洋金属 <5541> やスガイ化学工業 <4120> 、14年12月期の最終損益予想を赤字に見直したサッポロホールディングス <2501> などが売り気配スタート。15年3月期第1四半期で2ケタ減益のユナイテッドアローズ <7606> などもさえない。
半面、15年3月期業績予想を上方修正した大日本スクリーン製造 <7735> 、15年3月期第1四半期で営業益4.7倍の日本電子材料 <6855> や営業2ケタ増益のクボタ <6326> は買い気配となった。14年9月中間期業績予想を上方修正したバンダイナムコホールディングス <7832> も買い気配となり、ハピネット <7552> なども買われている。
きょうは取引時間中に三井物産 <8031> や伊藤忠商事 <8001> などが、引け後に国際石油開発帝石 <1605> 、ディー・エヌ・エー <2432> 、三井不動産 <8801> などが15年3月期第1四半期の決算を発表する。また、アサヒグループホールディングス <2502> 、キリンホールディングス <2503> などは14年6月中間期の決算を発表する予定。(編集担当:宮川子平)
6日の日経平均株価は前日比60円31銭安の1万5260円00銭で寄り付いた。
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2014-08-06 09:15