サムスン、中国スマホ市場で メーカー別出荷台数2位に転落=中国メディア

 中国メディアの手机中国は5日、市場調査会社Canalysのデータを引用し、第2四半期における中国のスマートフォン市場においてサムスンがメーカー別出荷台数で2位に転落したと伝えた。  中国市場におけるメーカー別出荷台数で、サムスンを首位の座から引きずり下ろしたのは中国メーカーの小米(シャオミ)だ。記事は「小米が出荷台数ベースでサムスンを抜いて中国市場で最大のスマホメーカーになった」と報じた。  小米は近年、中国市場で急激にシェアを伸ばしており、14年第2四半期の出荷台数が1499万台に達し、シェアは前期比3.3%増の14%に達した。13年第2四半期のシェアがわずか5%であったことを考えると、その伸びは凄まじい。  一方のサムスンは14年第1四半期の中国市場でのシェアは18.3%だったが、第2四半期の出荷台数は1322万万台にとどまり、シェアは12%にまで低下した。  特筆すべきは中国メーカーのレノボ、宇龍のシェアも12%で、さらにファーウェイが11%でサムスンを追っているという点だ。世界最大のスマートフォン市場である中国でサムスンが失速しつつあることが数字で裏付けられた格好だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Francis Dean/123RF.COM)
中国メディアの手机中国は5日、市場調査会社Canalysのデータを引用し、第2四半期における中国のスマートフォン市場においてサムスンがメーカー別出荷台数で2位に転落したと伝えた。(イメージ写真提供:(C)Francis Dean/123RF.COM)
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2014-08-06 09:15