大平金がストップ安、9月中間期・通期予想は一転、最終赤字に
大平洋金属 <5541> が急落。午前9時27分に80円ストップ安の418円まで下落。売り気配となっている。
同社は5日引け後、今3月期の業績予想を修正し、売り材料視されている。
9月中間期予想は、売上高を従来予想の334億1100万円から342億8300万円に増額。一方で、営業損益は9500万円の黒字から13億8300万円の赤字(前年同期は18億3100万円の赤字)に、最終損益も8400万円の黒字から8億3000万円の赤字(同27億2000万円の赤字)に転じている。
フェロニッケル製品の販売は安定を見込んでおり、LMEニッケル価格も堅調な推移を予想しているものの、主原料であるニッケル鉱石がインドネシア鉱石禁輸に伴い一部上昇が見込まれることから、業績予想を修正したという。
通期計画についても、営業損益を17億1300万円の黒字から14億3700万円の赤字(前期は40億7900万円の赤字)に、最終損益を18億2300万円の黒字から4億1500万円の赤字(同61億4900万円の赤字)に減額している。(編集担当:片岡利文)
大平洋金属が急落。午前9時27分に80円ストップ安の418円まで下落。売り気配となっている。
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2014-08-06 09:45