サニックスはストップ安売り気配、中間期業績予想の下方修正を嫌気
サニックス <4651> は300円ストップ安の939円売り気配。5日引け後に発表した14年9月中間期業績予想の下方修正で増益予想が一転して赤字転落の見通しになったため、失望売りが殺到した。
売上高を626億円から512億円(前年同期比61.6%増)、営業損益を36億円の黒字から12億5000万円の赤字(前年同期は14億9500万円の黒字)、最終損益を22億4000万円の黒字から14億9000万円の赤字(同10億5100万円の黒字)に見直した。
産業用太陽光発電設備認定の件数が2―3月に急増したことで各電力会社にかかる事務負荷が大きくなっており、系統連係申込み後の電力会社における接続検討の期間が長引いて施工件数が想定を下回った。
ただ、同社では5月以降に「産業用太陽光発電システム」の設備認定申込状況が想定を上回っており、営業戦略の見直しで早期に施工に着手できる案件の獲得に注力することで上期の売上高の減額分は下期に補完できるとして、15年3月期(通期)業績予想は据え置いた。(編集担当:宮川子平)
サニックスは300円ストップ安の939円売り気配。
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2014-08-06 10:00