サントリーBFは上場来高値、中間期は営業益25.9%増

 サントリー食品インターナショナル <2587> は5営業日ぶりに急反発。午前9時41分に220円高(5.79%高)の4020円を付け、1日の上場来高値を上回った。5日引け後に14年6月中間期の決算を発表した。売上高は前年同期比15.5%増の5981億円、営業利益は同25.9%増の347億8300万円だった。  国内セグメントでは重点ブランドの強化やコスト削減などに取り組んで増収増益を確保。清涼飲料水の「ライビーナ」やスポーツドリンクの「ルコゼード」の製造・販売事業を譲り受けた欧州子会社が1月から英国などで飲料事業を開始したほか、アジアではペプシコとの合弁会社が4月からベトナムで飲料事業を開始したことが寄与し、国際セグメントは大幅な増収となった。  14年12月期(通期)業績予想は、売上高1兆2600億円(前期比12.4%増)、営業利益850億円(同16.9%増)と従来計画を据え置いた。(編集担当:宮川子平)
サントリー食品インターナショナルは5営業日ぶりに急反発。
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2014-08-06 11:30