カルソカンセが大幅安、1Qの2ケタ最終減益を嫌気

 カルソニックカンセイ <7248> が軟調。前場には71円安(10.6%安)の598円まで売られる場面があった。  5日引け後に発表した同社の今3月期第1四半期業績は、売上高が2255億300万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は52億8000万円(同14.7%増)と拡大したものの、純利益が34億7700万円(同14.6%減)と2ケタ減益に終わったことが嫌気されたもようだ。  米州で生産台数が伸び、海外売上が増加したものの、国内の生産台数は消費の落ち込みで減少となっている。また、最終減益は為替差益の減少などが要因となった。  同社は9月中間期予想は開示しておらず、通期計画は売上高が前期比2.3%増の9400万円、営業利益は同4.1%増の300億円、純利益は同20.1%減の200億円を見通している。(編集担当:片岡利文)
 カルソニックカンセイが軟調。前場には71円安(10.6%安)の598円まで売られる場面があった。
japan,company
2014-08-06 13:45