日触媒、姫路工場復旧で1Q営業益が3.1倍に
6日引け後、日本触媒 <4114> が今3月期の第1四半期業績を開示している。
売上高は前年同期比49.1%増の912億4600万円となり、営業利益は同3.1倍の64億8600万円に拡大。純利益は同45.9%増44億4000万円となった。
基礎化学品事業ではアクリル酸やアクリル酸エステルが姫路製造所の復旧や販売価格の修正により販売を拡大。機能性化学品事業でも高吸収性樹脂の販売増が寄与し、大幅増収増益となった。
同社は9月中間期の業績予想を修正。売上高を従来予想の1700億円から1770億円(前年同期比34.8%増)に引き上げ。営業利益95億円(前年同期の2.0倍)、純利益70億円(同2.1倍)は据え置いている。ナフサ価格の見直しにより、基礎科学品や機能性化学品などにおける販売価格修正を予想した。
1Q時点の中間期計画に対する進ちょく率は、営業利益で68.3%、純利益は63.4%と高い。通期予想は不確定要素があるとして変更されていいない。
日触媒の6日の終値は、1円高の1318円。(編集担当:片岡利文)
6日引け後、日本触媒が今3月期の第1四半期業績を開示している。
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2014-08-07 06:00