ゼンショーH、今期は最終赤字予想に修正、配当も減額
ゼンショーホールディングス <7550> が6日引け後、今3月期の業績予想と配当予想を修正した。
中間期予想は、売上高を従来予想の2621億7700万円から2543億1200万円(前年同期比11.7%増)に減額し、営業利益は63億5200万円から18億8100万円(同56.7%減)の減益予想に修正。最終損益は14億7900万円の黒字から19億6200万円の赤字(前年同期は4億400万円の黒字)に転じている。
「すき家」の一時的な営業休止を主な要因とし、深夜帯での一人勤務体制の見直しや、食材価格・採用コストの上昇なども見込んだという。
通期予想も大幅に減額しており、最終損益は41億8000万円の黒字から13億7000万円の赤字(前期は11億300万円の黒字)に見直している。
また、年間16円(中間期・期末に各8円)を計画していた今期の配当予想を修正し、中間期・期末とも各4円の年間8円(前期は16円)に引き下げた。
ゼンショーHの6日の終値は、2円高の995円。同社株の年初来安値は5月28日に付けた960円となっている。(編集担当:片岡利文)
ゼンショーホールディングスが6日引け後、今3月期の業績予想と配当予想を修正した。
japan,company
2014-08-06 17:00