日経平均は21円安で寄り付く、下値は限定的
7日の日経平均株価は前日比21円07銭安の1万5138円72銭でスタート。円高が進んだことで主力株を中心に売りが先行した。ただ、朝方の時点で下値は限られている。TOPIXは連日安の反動もあり、小幅ながら反発して寄り付いた。
個別では、未定だった14年12月期業績予想を開示し、大幅減益を見込んだ新日本電工 <5563> が急落した。15年3月期業績予想を下方修正したゼンショーホールディングス <7550> もさえない。15年3月期第1四半期で営業益2割減のマーベラス <7844> や営業減益のアサンテ <6073> 、ビーイング <4734> なども売られている。14年9月中間期で減収減益を計画したディー・エヌ・エー <2432> の下げもきつい。
半面、15年3月期第1四半期で営業益3.1倍のNOK <7240> や営業益2ケタ増の明治ホールディングス <2269> 、14年6月中間期で営業益42.5%増の堀場製作所 <6856> などが上昇。9月中間期業績予想を上方修正したスクウェア・エニックス・ホールディングス <9684> や、三井物産 <8031> がTOBで子会社化すると発表した三井情報 <2665> は買い気配となった。
きょうは清水建設 <1803> や三菱商事 <8058> などが取引時間中に、住友金属鉱山 <5713> 、ニコン <7731> 、オリンパス <7733> 、ヤマダ電機 <9831> などが引け後に15年3月期第1四半期の決算を発表する予定。(編集担当:宮川子平)
7日の日経平均株価は前日比21円07銭安の1万5138円72銭でスタート。
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2014-08-07 09:15