海洋掘削は続落、通期業績予想の下方修正を嫌気
日本海洋掘削 <1606> は3日続落し、午前9時38分に230円安(4.55%安)の4830円を付けた。6日引け後に15年3月期業績予想の修正を発表し、通期見通しを引き下げたことが嫌気された。
中間期については、「SAGADRIL―2」の作業日数が増加することや造船所工事関連費用の発生が第3四半期以降へずれ込むため、営業赤字が計画よりも縮小する見通し。加えて、持分法適用関連会社の株式売却益を特別利益に計上するため、純利益予想を3300万円から4億4800万円(同89.1%減)に引き上げた。
ただ、通期は売上高を388億9400万円から380億2000万円(前期比5.3%減)、営業利益を12億9900万円から11億3500万円(同88.5%減)、純利益を15億9900万円から13億6300万円(同77.7%減)に下方修正した。
「ちきゅう」および「HAKURYU―5」について、次期工事の収入面での契約条件などを見直した結果、売上高が計画を下回る。また、上期に増加する見通しの「SAGADRIL―2」の作業日数も、通期では減少するという。(編集担当:宮川子平)
日本海洋掘削は3日続落し、午前9時38分に230円安(4.55%安)の4830円を付けた。
japan,company
2014-08-07 10:15