DeNAが年初来安値、既存タイトル低迷で1Q純利益は6割減

 ディー・エヌ・エー(DeNA) <2432> が年初来安値を更新。午前9時29分に110円安(8.4%安)の1193円まで売られている。  同社は6日引け後、今3月期の第1四半期業績を発表。売上収益は前年同期比31.3%減の358億1900万円、営業利益は同59.0%減の69億7500万円、純利益は同60.6%減の37億6900万円となり、大幅な減収減益に終わった。  主力のソーシャルメディア事業において、国内ゲームで既存タイトルが利用低下に伴い売上が急減。ゲーム内仮想通貨モバコインの消費が大きく減少した。EC事業ではショッピング取扱高が増加したが、集客コストなどでセグメント利益は大幅減となっている。  同時に発表された9月中間期の業績予想は、売上収益714億円(前年同期比28.5%減)、営業利益は127億円(同60.4%減)、純利益は66億円(同64.3%減)を計画。既存ブラウザ市場向けタイトルの利用低下を、アプリ市場向けの新規タイトルで補うのは難しいと見通した。(編集担当:片岡利文)
ディー・エヌ・エー(DeNA)が年初来安値を更新。午前9時29分に110円安(8.4%安)の1193円まで売られている。
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2014-08-07 11:30