日清紡HDが後場急落、1Qの営業赤字が拡大

 日清紡ホールディングス <3105> が7日前引け後に、今3月期の第1四半期業績を開示した。  1Qの売上高は1143億9100万円(前年同期比10.4%増)、営業赤字は9億500万円(前年同期は6億7800万円の赤字)に終わり、純利益は19億9900万円(同11億6300万円)となっている。  海外子会社における好調なブレーキ事業が売上をけん引したものの、エレクトロニクス事業における損失拡大、為替変動によるのれん償却負担増などもあり、営業赤字となった。また、前期に特別損失として計上した日本無線の事業構造改善費用が減少したことなどで、純利益は大幅に改善している。  同社の中間期計画は、売上高が前年同期比8.36%増の2370億円、営業損益はトントン(前年同期は8億8000万円の赤字)、純利益は5億円(同15億6000万円の赤字)の従来予想を据え置いている。  日清紡HDの株価は、前場は小幅安でもみ合っていたが、後場に急落し、午後0時33分に24円安(2.4%安)の958円を付けている。(編集担当:片岡利文)
日清紡ホールディングスが7日前引け後に、今3月期の第1四半期業績を開示した。
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2014-08-07 12:30