ヤオコーは高値更新、第１四半期の２ケタ増収増益を好感

　ヤオコー <8279> は５営業日ぶりに急反発し、７月１６日の上場来高値を上回った。前場は一時５４０円高（９．５１％高）の６２２０円まで上昇している。 　６日引け後に発表した１５年３月期第１四半期の決算で２ケタ増収増益を確保したことが好感された。営業収益は前年同期比１２．９％増の７２０億９２００万円、営業利益は同１５．５％増の３３億９２００万円、純利益は同２１．９％増の２０億９８００万円だった。 　スーパーマーケット事業では、ターゲットを明確にした販促企画、フリークエント・ショッパー・プログラムを活用した各種マーケティング施策が奏功し、既存店売上高が増加した。 　業績予想は据え置いている。１４年９月中間期では、営業収益１４１３億６０００万円（前年同期比７．３％増）、営業利益６０億２０００万円（同５．１％減）、純利益３４億６０００万円（同８．２％減）を計画した。（編集担当：宮川子平）