日道路が業績発表後に軟調、1Q純利益は63%減

 日本道路 <1884> が7日午後1時30分に、今3月期の第1四半期業績を発表。株価は直後に大きく売られ、43円安(7.3%安)の543円を付けた。  1Qの売上高は、前年同期比2.1%増の305億7400万円となったが、営業利益は同27.4%減の1億4400万円、純利益は同63.2%減の3300万円に終わった。  公共投資が堅調ななか、住宅建設は消費税引き上げの影響などもあり、一部で弱い動きを見せている。同社では完成工事高の増加などから増収となったものの、人件費の増加などが影響し、営業利益や純利益は大幅減となった。  9月中間期予想は、売上高が660億円(前年同期比0.2%減)、営業利益は24億円(同0.5%増)を計画。従来予想を修正していない。設備投資や公共投資は堅調な動きが続くと期待しているものの、地政学的リスクに伴い舗装原材料であるストレートアスファルトの高騰などが懸念されるという。  同社株は7月29日に年初来高値となる609円まで上昇していた。(編集担当:片岡利文)
日本道路が7日午後1時30分に、今3月期の第1四半期業績を発表。株価は直後に大きく売られ、43円安(7.3%安)の543円を付けた。
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2014-08-07 14:00