日経平均は6日ぶりに反発、買い戻す動き=長島和弘
■今日の動きから
8月7日の東京株式市場、日経平均株価は72円58銭高の1万5232円37銭と6営業日ぶりに反発しました。日経225採用で値上り銘柄数は151、値下り銘柄数は66、変わらずは8。東証1部上場値上り1213銘柄、値下り488銘柄、変わらず116。全33業種中29業種が値上り。TOPIXも6日ぶりに反発。マザーズは3日続落。東証REITは続落しました。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革について、現行12%の日本株への配分を20%超に引き上げることを想定し、9月末にかけ調整を本格化させる見通しと伝わったことを好感し、買い戻す動きとなりました。
日経225採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> が上昇に転じたほか、トヨタ <7203> が上昇しました。
マザーズでは、ミクシィ <2121> やサイバダイン <7779> が下落。
GPIFの運用改革については、既に周知の通りで、1万5000円が下値との印象を市場に植え付けたかったとの思惑が見え隠れするため、明日以降の動きを見極める必要がありそうだ。(執筆者:長島和弘)
GPIFの運用改革については、既に周知の通りで、1万5000円が下値との印象を市場に植え付けたかったとの思惑が見え隠れするため、明日以降の動きを見極める必要がありそうだ。
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2014-08-07 15:45