昭電線HDが9月中間期予想を下方修正、営業赤字に転落

 昭和電線ホールディングス <5805> が7日引け後に、今3月期の9月中間期業績予想を修正した。  中間期の売上高は、従来予想の900億円から870億円(前年同期比1.3%増)に減額。営業損益は5億円の黒字から2億円の赤字(前年同期は6億7100万円の黒字)に転じており、最終損益はトントンから5億円の赤字(同1億3300万円の赤字)に引き下げられた。  電線・線材事業で原材料価格やエネルギー価格の高騰がコスト高を招いたほか、電力システム事業では国内電力向けの需要が減少したという。通期予想は未確定要素が多く予想が困難であるとして、従来予想を変更していない。  同社の第1四半期業績は、売上高が前年同期比2.6%減の408億3300万円となり、営業損益は3億8700万円の赤字(前年同期は5億6200万円の黒字)、最終損益は6億6800万円の赤字(同2億5500万円の黒字)となっている。  昭電線HDの7日の終値は、1円高の111円。(編集担当:片岡利文)
昭和電線ホールディングスが7日引け後に、今3月期の9月中間期業績予想を修正した。
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2014-08-07 16:15