リスク回避の動き強まりドル円102.00円前後まで弱含み=NY外為

 NY時間のドル/円相場は弱含み。序盤、米週次新規失業保険申請件数は好結果となるも反応は限定的となり、102.30円を挟んでもみ合いが続いた。しかしその後は、ウクライナ情勢不安が高まる中、米長期金利の低下や米国株安などを背景にリスク回避の動きが強まると102.00円前後まで下値を切り下げる展開となった。  一方、ユーロ/ドルは荒い値動き。序盤は、米経済指標の結果を受けてドル売りが強まったことから一時1.3350ドル台まで急落するも、すぐに買い戻しが入り1.3390ドル台まで反発した。  しかし、ドラギECB総裁が「ECBの金融政策は長期にわたって米国とは乖離が続く」などと発言したことが嫌気されると、本日安値となる1.3330ドル台まで下落。ただ、同水準では底堅く推移し、売り一服後は1.33ドル台半ばで方向感に乏しい展開となった。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
NY時間のドル/円相場は弱含み。序盤、米週次新規失業保険申請件数は好結果となるも反応は限定的となり、102.30円を挟んでもみ合いが続いた。しかしその後は、ウクライナ情勢不安が高まる中、米長期金利の低下や米国株安などを背景にリスク回避の動きが強まると102.00円前後まで下値を切り下げる展開となった。
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2014-08-08 07:15