【今日のドル円】日銀総裁会見中の仕掛け売りに注意、円買いドル売りで下押すことも
ドル/円は6日に200日移動平均線を割り込んだが、7日には年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の日本株投資配分の上昇観測を受けた日経平均の上昇で、一時同線より上の水準へ切り返した。
ただし、戻りは一時的で、200日線より下の水準で引けている。102.00円より下の水準での買い意欲は見られるものの、102円台半ばに近付くと売られるなど、戻りは弱いと言って良さそうだ。
本日は日銀の金融政策発表と黒田日銀総裁の記者会見が予定されている。金融政策の変更の可能性は極めて低く、焦点は黒田総裁の会見となる。これで依然として「経済見通しは想定通り」であり、追加緩和の必要性を示唆することがなければ、仕掛け的な円買い・ドル売りによって下押すこともあり得るため、要注意だ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は6日に200日移動平均線を割り込んだが、7日には年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の日本株投資配分の上昇観測を受けた日経平均の上昇で、一時同線より上の水準へ切り返した。
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2014-08-08 09:45