日電硝子が4―6月期決算を発表、営業益は大きく落ち込む
日本電気硝子 <5214> が反落。前場に60円安(10.6%安)の508円まで売られた。
7日引け後に発表された今12月期の4―6月期決算は、売上高が654億4000万円、営業利益は12億3400万円、純利益は30億1300万円だった。
同社は決算期を12月期に変更するため、今期は4―12月の変則9カ月決算となる。参考までに、前期の4―6月期と比較すると、売上高は1.8%拡大したものの、営業利益は82.5%減、純利益27.7%減となる。
同期間、販売面では液晶ディスプレイ用基板ガラス、ガラスファイバーなどが堅調に推移したものの、損益面では電気料金の値上げ、製品価格の下落、一部の生産未達などが影響し、営業利益が落ち込んでいる。また、特別修繕引当金の戻入が純利益を押し上げたという。
なお、同社は今期の通期(4―12月期)業績予想を修正しており、売上は2000億―2100億円のレンジ予想から1950億―2050億円に、営業利益は110億―170億円から70億―130億円に引き下げている。レンジの中心値の比較では、売上高で50億円、営業利益では40億円の減額となった。(編集担当:片岡利文)
日本電気硝子が反落。前場に60円安(10.6%安)の508円まで売られた。
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2014-08-08 12:45