ブリヂストンが今12月期計画を修正、利益予想を上積み

 ブリヂストン <5108> が8日引け後に今12月の業績予想を修正した。  通期の売上高を従来予想の3兆8000億円から3兆6500億円(前期比2.3%増)に減額したものの、営業利益は4600億円から4750億円(同8.4%増)に、純利益は2850億円から2930億円(同45.0%増)に上積みしている。  6月中間期までに、消費税引き上げに伴う駆け込み需要もあり、国内タイヤ販売本数がトラック・バス用を中心に増加。欧州でもタイヤ販売が好調となり、米国ではトラック・バス用のタイヤが伸びたという。また、原材料・素材価格が想定を下回って推移し、費用の抑制も図れたことで、通期予想を修正したという。  同社の中間期業績は、売上高が前年同期比2.6%増の1兆7502億5900万円となり、営業利益は同17.2%増の2231億5200万円、純利益は同21.5%増の1422億4300万円で着地した。売上高は従来予想を400億円程度下回ったが、営業利益は130億円超、純利益は150億円超の上積みとなっている。  ブリヂストンの8日の終値は、75円安の3545円。(編集担当:片岡利文)
ブリヂストンが8日引け後に今12月の業績予想を修正した。
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2014-08-11 06:00