日系自動車メーカー、中国市場で通年販売目標が未達の可能性が浮上=中国メディア
中国の自動車専門サイト、盖世汽車網は8日、日本の自動車メーカーの中国市場における7月の販売台数を伝え、トヨタ、日産、ホンダの3社は前年同月比で減少し、「1-7月の販売台数はそれぞれが目標とした数値の50%に届かず、通年の目標も達成できない可能性が浮上した」と論じた。
記事は独自の統計として、ホンダの7月の販売台数が前年同月比22.7%減になったと紹介、さらに日産は同12.3%減、トヨタは1.1%減だったと伝えた。一方、三菱自動車は同93.4%増、マツダは同36.4%増となったと紹介した。
さらに、今年の累計販売台数はトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱のいずれも前年比で増加していると指摘、増加幅がもっとも大きかったのは三菱で48.3%、続いてマツダが21.8%、日産が10.9%、トヨタが9.8%、ホンダが6.9%となったことを伝えた。
また、通年の販売目標について、1-7月の7カ月間における達成率ではマツダが52.3%となっただけで、日産、トヨタ、ホンダはいずれも50%以下であると指摘、残り5カ月間での達成は難しいのではないかとの見方を示した。
さらにトヨタとホンダについては販売目標を達成することはかなり難しいとし、特にホンダについては「前年に比べ、主力車種の売れ行きが大きく落ち込んでいる」、「年内に投入される新車のうち、販売が期待できる車種はヴェゼルしかない」と論じた。(編集担当:村山健二)
中国の自動車専門サイト、盖世汽車網は8日、日本の自動車メーカーの中国市場における7月の販売台数を伝え、トヨタ、日産、ホンダの3社は前年同月比で減少し、「1-7月の販売台数はそれぞれが目標とした数値の50%に届かず、通年の目標も達成できない可能性が浮上した」と論じた。
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2014-08-09 17:30