パイロットは年初来高値、業績・配当予想の上方修正を好感

 筆記具大手のパイロットコーポレーション <7846> は急反発。5日の年初来高値を上回り、午前9時36分には660円高(14.84%高)の5110円を付けた。東証1部では値上がり率上位。  8日引け後に発表した14年12月期業績および配当予想の上方修正が好感された。売上高を845億円から870億円(前期比5.4%増)、営業利益を100億円から120億円(同24.4%増)に引き上げた。また、期末配当は従来計画の10円から15円に見直し、年間30円とした。  主力の筆記用具事業で「フリクション」シリーズや「G―2」など利益率の高い自社製品の販売が国内外で堅調に推移。生産部門におけるコスト削減努力による原価率引き下げや経費削減も寄与した。  なお、6月中間期の売上高は前年同期比13.6%増の449億3500万円、営業利益は同87.6%増の75億8500万円だった。(編集担当:宮川子平)
パイロットコーポレーションは急反発。5日の年初来高値を上回り、午前9時36分には660円高(14.84%高)の5110円を付けた。東証1部では値上がり率上位。
japan,company
2014-08-11 10:00