【今日のドル円】たくり足が底入れ示唆なるか、GPIF反応やFRB講演にも注目
前週8日は地政学的リスクの高まりにより米10年債利回りが昨年6月以来の水準に低下すると、ドル/円は一時101.513円まで下落。ただ、その後は一段とリスク回避の動きを煽る材料が出なかった事もあり、じりじりと反発。結局、引値で20日移動平均線を回復し、日足チャート上に底入れを示唆するとされる「たくり足」が出現している。
本日、20日線(本稿執筆時点では101.968円)レベルが下値を支えるようならば、目先の下げが一巡した可能性から反発が予想される。まずは200日線(同、102.261円)回復が試されるだろう。
その他、昨日の「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は国内株式の保有上限を撤廃」との報道に対する反応や、米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長の講演(16:15)にも注目したい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
前週8日は地政学的リスクの高まりにより米10年債利回りが昨年6月以来の水準に低下すると、ドル/円は一時101.513円まで下落。ただ、その後は一段とリスク回避の動きを煽る材料が出なかった事もあり、じりじりと反発。
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2014-08-11 10:00