ワタミが軟調、居酒屋不振などで4―6月期は営業赤字に転落

 ワタミ <7522> が軟調。前週末の終値付近で寄り付いたものの、その後に売りが加速し34円安(2.6%安)の1283円まで売られる場面があった。前場終値は6円安の1311円。  8日引け後に発表した今3月期の第1四半期業績は、売上高が前年同期比2.6%減の394億5600万円となり、営業赤字は1億1500万円(前年同期は16億1700万円の赤字)、最終赤字は9億9200万円(同6億1700万円の黒字)に終わった。  主力の居酒屋「和民」など国内外食事業では、店舗網の見直しなどで既存店売上が6.7%減となり、営業損益は赤字に転落。また、介護事業で新規入居者数が計画を下回ったほか、宅食事業では新規顧客獲得が伸び悩んだことから、両事業とも減収かつ営業利益が大幅減となっている。  同社の業績予想は、9月中間期で売上高が前期比0.3%増の810億円、営業利益は前期比59.6%減の10億円、最終損益は2億円の赤字(前年同期は20億円の黒字)を見通しており、従来予想を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
ワタミが軟調。前週末の終値付近で寄り付いたものの、その後に売りが加速し34円安(2.6%安)の1283円まで売られる場面があった。前場終値は6円安の1311円。
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2014-08-11 12:00