【高見沢健のマーケット&銘柄ウオッチ】NYダウは8月20日頃にかけて1万6880ドルをクリアできるかがポイント
8月7日付でNYダウに触れたので、今回は日経平均の足取りについて述べたい。
リーマンショック後の1番底は終値ベースで、09年3月10日の7054円。2番底は11年11月25日の8160円。この間、2年8ヶ月余りだが、正確には両端入れで666日だ。先週末、日経平均は米国による空爆再開やウクライナ情勢の悪化懸念などで、前日比454円安の1万4778円と大幅安を余儀なくなれたが、時間関係を見ると実は2番底の11年11月25日から666日当っているのだ。
グローバル・マーケットを先導するのは米国市場であり、前回、記した通り、8月20日頃にかけて1万6880ドルをクリアできるような反発がついてくるかどうか、見極める必要がある。反発ちからが十分でない場合には、8月末もしくは9月に1万6000ドル割れに向うリスクが台頭しかねない。
ただ、1万7000ドルを回復できるなら10月に向けて高値挑戦の可能性も出てこよう。(高見沢健)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
8月7日付でNYダウに触れたので、今回は日経平均の足取りについて述べたい。
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2014-08-11 13:00