ブリヂストンは朝安後戻す、6月中間期は営業益17%増

 ブリヂストン <5108> は朝方に売られ、77.5円安の3467.5円まで調整。しかしその後は買い戻され、前日終値付近でもみ合っている。  同社は8日引け後に今12月期の6月中間期業績を発表。同時に今期計画を修正した。  中間期業績は、売上高が前年同期比2.6%増の1兆7502億5900万円となり、営業利益は同17.2%増の2231億5200万円、純利益は同21.5%増の1422億4300万円で着地した。  売上高は従来予想を400億円程度下回ったが、営業利益は130億円超、純利益は150億円超の上積みとなった。また、市場コンセンサスとの比較では、売上高、営業利益がともに下回っている。  消費税引き上げに伴う駆け込み需要もあり、国内タイヤ販売本数がトラック・バス用を中心に増加。欧州でもタイヤ販売が好調となり、米国ではトラック・バス用のタイヤが伸びた。また、原材料・素材価格が想定を下回って推移し、費用の抑制も図れたという。  通期の業績予想については、売上高を従来予想の3兆8000億円から3兆6500億円(前期比2.3%増)に減額したものの、営業利益は4600億円からから4750億円(同8.4%増)に、純利益は2850億円から2930億円(同45.0%増)に上積みしている。(編集担当:片岡利文)
ブリヂストンは朝方に売られ、77.5円安の3467.5円まで調整。しかしその後は買い戻され、前日終値付近でもみ合っている。
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2014-08-11 13:30