日経平均終値は352円高と大幅反発、ミクシィがストップ高
11日の日経平均株価終値は、352円15銭高の1万5130円52銭と反発した。
日経平均は前週8日に454円安と急落した反発もあり、11日は朝方から急伸。前週末のNYダウ大幅高も好感され、1万5500円台を回復。244円高の1万5022円で寄り付いた。
その後は一時的に1万5000円を割り込む場面があったもの、主力株を中心に買いの勢い強く、ジリ高基調で推移。午後2時台には1万5161円の高値を付けた。
個別では、9月中間期予想の売上高を前年同期の8.3倍に修正したミクシィ <2121> がストップ高。今12月期予想を上方修正した新報国製鉄 <5542> や、4―6月期の好決算が材料視されたサイネックス <2376> もストップ高まで買われた。
また、日米間の大規模光海底ケーブル構想が報じられたKDDI <9433> や、今12月期見通しを上方修正したパイロットコーポレーション <7846> 、株式分割と実質の増配を発表したニチリン <5184> 、1Q営業利益の拡大が好感されたSMC <6273> なども急伸している。
一方、1Qの業績不振が売り要因となったキトー <6409> がストップ安。エアバスの発注を断念すると報じられたスカイマーク <9204> が軟調となり、今4―6月期の純利益が36%増となったシチズンホールディングス <7762> も弱含んだ。
業種別では、多くのセクターが強い動きをみせ、保険、食料品、建設、化学、倉庫、非鉄金属株などが大きく買われた。タイヤ株は軟調となった。(編集担当:片岡利文)
11日の日経平均株価終値は、352円15銭高の1万5130円52銭と反発した。
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2014-08-11 15:00