決算集計速報 PART5 業績予想据え置きでも買われた銘柄・売られた銘柄は=金山敏之
3月期決算銘柄の第1四半期決算も終わりに近づいてきました。こうしたなか投資のヒントでは PART1、PART2、 PART3、PART4とこれまで4回に渡って決算を集計してきましたが、今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に6日から先週末までの決算を早速集計してみました。その結果をみると多くの企業がこれまで通り通期の業績予想を据え置きましたが、それでも大きく買われた銘柄や売られた銘柄も幾つかみられます。
例えば明治HD <2269> やNOK <7240> 、スクウェア・エニックスHD <9684> などは業績予想を据え置きましたが、第1四半期の好決算が好感され大幅高となりました。一方で業績予想を据え置いた日新製鋼 <5413> や太陽誘電 <6976> は第1四半期実績が大幅減益または赤字転落となり、市場予想も下回ったことで大きく売られました。また、業績予想を修正した銘柄では、引き上げた戸田建設 <1860> や三井金属 <5706> が大きく買われ、引き下げたニコン <7731> やロート製薬 <4527> が大幅安となりました。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に6日から先週末までの決算を早速集計してみました。その結果をみると多くの企業がこれまで通り通期の業績予想を据え置きましたが、それでも大きく買われた銘柄や売られた銘柄も幾つかみられます。
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2014-08-11 17:15