荏原が軟調、1Q決算は大幅営業赤字が継続

 荏原 <6361> が軟調。午前9時13分に、33円安(5.3%安)の585円まで売られている。  同社は11日引け後に、今3月期の第1四半期決算を発表した。1Qの売上高は855億5500万円(前年同期比7.2%増)となり、営業赤字は14億7000万円(前年同期は19億5000万円の赤字)、最終赤字は18億6500万円(同23億8600万円の赤字)。前年同期から赤字幅は縮小したものの、大幅赤字での着地となった。、  スマートフォン向けの好調で精密・電子事業が2割増収、エンジニアリング事業も4割増収となった半面、風水力事業ではコスト増などで営業赤字が拡大している。  同社の通期業績予想は、売上高が前期比9.2%増の4900億円、営業利益は同5.6%増の340億円、純利益は同5.4%増の200億円を計画しており、従来予想を据え置いた。  同社株の年初来安値は、4月14日に付けた573円。(編集担当:片岡利文)
荏原が軟調。午前9時13分に、33円安(5.3%安)の585円まで売られている。
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2014-08-12 10:45