韓国の自動車市場 シェア伸ばす外国車=韓国メディア

中国メディアの盖世汽車網は12日、automative news europeの報道を引用し、韓国の自動車市場で外国車のシェアが上昇していることを紹介、「BMWやベンツが韓国の自動車市場における長期にわたる“鎖国状態”を打開しつつある」と伝えた。
記事は、現代自動車や起亜自動車といった韓国の自動車メーカーが世界で販売台数を伸ばし、トヨタやフォルクスワーゲンといった自動車産業の「巨頭」の脅威になりつつあるとする一方、韓国の自動車市場では現代自動車や起亜自動車は外国車の攻勢を受け、シェアを侵食されていると論じた。
韓国自動車市場における2000年の外国車のシェアはわずか4%だったが、13年には11.6%にまで上昇。記事は「14年は13%に達する見込みで、今後は2016年には20%にまで上昇する可能性がある」と伝えた。
続けて記事は、韓国の自動車輸入が急増している背景には、韓国政府が各国と結んだ自由貿易協定(FTA)の存在があると指摘。さらに韓国では高級車が特に販売台数を伸ばしているとし、「BMW、ベンツ、アウディが販売台数の上位を占めており、14年上半期のメーカー別販売台数ではそれぞれ3.5%、2.9%、2.4%に達した」と伝えた。
韓国で外国産高級車が売れ行きを伸ばしている背景について、記事は延世大学の教授の発言として、「韓国で高級車を購入するのは主に20-40代の裕福な女性で、彼女たちには韓国メーカーの自動車は高級さに欠けていると映るようだ」と指摘した。(編集担当:村山健二)(写真は盖世汽車網の12日付報道の画面キャプチャ)
中国メディアの盖世汽車網は12日、automative news europeの報道を引用し、韓国の自動車市場で外国車のシェアが上昇していることを紹介、「BMWやベンツが韓国の自動車市場における長期にわたる“鎖国状態”を打開しつつある」と伝えた。(写真は盖世汽車網の12日付報道の画面キャプチャ)
korea,economic
2014-08-12 12:15