オリジンは後場プラス転換し高値更新、第1四半期は営業黒字転換

 オリジン電気 <6513> は後場プラス圏へ浮上。一時18円高(5.22%高)の363円を付け、7月7日の年初来高値を上回った。12日前引け後に発表した15年3月期第1四半期の決算で営業黒字に転じたことが好感された。  売上高は前年同期比40.2%増の86億2500万円、営業利益は6億9500万円(前年同期は2億9200万円の赤字)だった。エレクトロニクス事業では、スマートフォンやタブレット利用のデータ量増加で無線基地局用電源の販売が増加。メカトロニクス事業では、ディスプレイ貼り合わせ装置の「MDB」や自動車部品向け大型溶接機が順調に立ち上がった。  業績予想は据え置いている。14年9月中間期で売上高175億円(前年同期比28.1%増)、営業利益10億円(前年同期は1億1700万円の赤字)を見込んだ。(編集担当:宮川子平)
オリジン電気は後場プラス圏へ浮上。一時18円高(5.22%高)の363円を付け、7月7日の年初来高値を上回った。
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2014-08-12 12:30