日経平均は30円高と続伸、積極性欠き下げに転じる場面も
12日の日経平均株価は前日比30円79銭高の1万5161円31銭と続伸して取引を終えた。米国株高やドル・円の落ち着きを反映し、日経平均は小幅高で寄り付いたあと、前場は先物主導で上げ幅を105円に拡大した。ただ、13日発表の4―6月期GDP(国内総生産)を前に積極性は乏しく、手掛かり材料難で失速。後場は上げ幅を縮小し、マイナス圏へ沈む場面もあった。
個別では、15年3月期第1四半期で2ケタ増収増益の日医工 <4541> が急伸した。国内証券が目標株価を引き上げたテレビ東京ホールディングス <9413> も堅調。LINEとスマートフォン向けゲームでの協働を発表したミクシィ <2121> が連日でストップ高を演じ、コロプラ <3668> 、ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> 、マーベラス <7844> 、ディー・エヌ・エー <2432> なども人気化した。
半面、ハピネット <7552> は利益確定売りが先行した。15年3月期第1四半期で営業益2割減の日成ビルド工業 <1916> 、15年6月期で減益を計画した日本工営 <1954> なども軟調。第1四半期で赤字幅が拡大したクラスターテクノロジー <4240> もさえない。(編集担当:宮川子平)
12日の日経平均株価は前日比30円79銭高の1万5161円31銭と続伸して取引を終えた。
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2014-08-12 15:00