コンドーテックは株主優待を導入、配当も年20円へ増配、事業環境良好
コンドーテック <7438> は、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現した。今3月期第1四半期決算は営業利益2ケタ増益着地。割安感があるほか、株主優待の導入に加え配当増額で配当利回り妙味がソコソコあることから投資妙味が膨らむことから、注目したい。
同社は、土木用・建設用・荷役用・船舶用金物・鋼材・溶接資材・鋲螺・電設資材の製造販売・輸出入を行っている。今3月期第1四半期売上高は111億4600万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は7億4200万円(同14.7%増)、経常利益は7億7400万円(同15.3%増)、純利益は4億1700万円(同3.3%増)に着地。通期純利益20億4100万円(前期比2.4%増)を据え置いているが、底堅く推移する復興需要をはじめ、インフラ老朽化による公共投資も増えていること、さらには2020年の東京オリンピックと続く国内需要など、これら社内外の環境を総合的に勘案し、継続的に一定の業績と配当を維持できると判断し、年間配当は従来予想の15.5円から20円(前期比4.5円増)に増額する予定。
株価は、700円を軸とした100円幅の往来相場が続いている。自己株式80万株(2.78%相当)を9月1日に消去することから、需給改善が見込まれるほか、株主利益の増大につながる。また、毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された同社株式1単元(100株)以上保有している株主を対象に株主優待の実施を開始することから中長期でも注目される。今期予想PER10倍台と割安感があり、配当利回り2.8%と利回り妙味もソコソコあることも見直され、レンジ上限突破から一段高へ向かうか注目されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
コンドーテック<7438>(東1)は、5日移動平均線が25日移動平均線を上抜けミニゴールデンクロスを示現した。
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2014-08-12 15:15