福田組が今12月期予想を増額修正、株主優待の導入も発表

 福田組 <1899> が12日引け後、今12月期の業績予想を増額修正。株主優待の導入も発表した。  通期の業績予想について、売上高を従来計画の1290億円から1420億円(前期比11.5%増)に増額。営業利益は34億円から50億円(同20.4%増)に、純利益は28億円から45億円(同37.8%増)に上積みされ、どちら増益予想に転じている。  建設受注高が計画を上回り、工事施工高も順調に推移。資材価格や労務単価の上昇は続いているもの、工事採算性が改善していることから、業績予想を見直したという。  同社の6月中間期業績は、売上高が663億7100万円(前年同期比19.6%増)、営業利益は35億8900万円(前年同期の2.3倍)となった。  また、同社は株主優待制度の導入を発表。毎年12月末時点の1単元(1000株)以上保有の株主を対象に、クオカード5000円分を贈呈するという。贈呈は3月下旬を予定している。  福田組の12日の終値は、19円高の616円。前場に619円まで上昇、年初来高値を更新した。(編集担当:片岡利文)
福田組が12日引け後、今12月期の業績予想を増額修正。株主優待の導入も発表した。
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2014-08-12 15:00