【株式市場】地政学的リスクは後退した様子だが円高懸念が残り材料株を個別物色
◆日経平均の終値は1万5161円31銭(30円79銭高)、TOPIXは1257.69ポイント(5.18ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億1823万株
12日後場の東京株式市場は、オンラインゲーム株などの個別物色が活発で、日経平均は一時4円59銭安(1万5125円93銭)まで軟化してもみ合う展開となった。イラク北部の空爆などの地政学的リスクについては、ひとまず懸念が後退した様子があるものの、為替の「逃避的な円高」には警戒感が拭えない面があるようだ。
新日鐵住金 <5401> や三井物産 <8031> 、日本郵船 <9101> などは堅調だったものの伸び悩み、清水建設 <1803> は前場高値を更新したものの後場は軟調。一方、売買代金ではオンラインゲームのコロプラ <3668> がトップとなり高値を更新し、KLab <3656> も活況高、ミクシィ <2121> (東マ)は2日連続ストップ高となった。
東証1部の出来高概算は16億1823万株、売買代金は1兆6180億円。1部上場1817銘柄のうち、値上がり銘柄数は1017(前引けは1107)銘柄、値下がり銘柄数は662(同571)銘柄。
また、東証33業種別指数は30業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ガラス・土石、精密機器、電力・ガス、卸売り、医薬品、陸運、鉄鋼、建設、海運、金属製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5161円31銭(30円79銭高)、TOPIXは1257.69ポイント(5.18ポイント高)、出来高概算(東証1部)は16億1823万株。
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2014-08-12 15:30