アルバックが中期経営計画を見直し、最終年度を1年延長
アルバック <6728> が12日引け後、中期経営計画の見直しを発表した。
同社は13年6月に、28年6月期を最終年度とする中期計画を発表していたが、戦略的な研究開発投資を増加させることや、FPDやPV製造装置市場でテレビ用有機EL製造装置への投資が延期・縮小傾向にあることなどを理由として、最終年度を1年延長し、数値目標も見直している。
最終年度の数値目標は、従来は受注高2050億円、売上高2050億円、営業利益は170億円としていたものを、29年6月期を最終年度とし、受注高2000億円、売上高2000億円、営業利益160億円とする目標に引き下げた。
同時に発表された同社の前6月期業績は、売上高が1738億7800万円(前期比6.4%)、営業利益は同119億9600万円(同96.2増)で着地。下期に中国を中心に大型液晶ディスプレイ関連の設備投資が再開されことなどが寄与している。
今期の業績予想は、売上高が前期比0.6%増の1750億円、営業利益は同25.0%減の90億円を見通した。
アルバックの12日の終値は、22円高の2103円。(編集担当:片岡利文)
アルバックが12日引け後、中期経営計画の見直しを発表した。
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2014-08-13 06:00