ホクトは鮮度の高い製品供給、食の安全でクローズアップ

  ホクト <1379> は、2000円に接近、堅調な展開。中国の使用期限の切れ鶏肉の問題を機に食の安全性が問われ、国産品を見直す動きが見られており、同社は中長期的な視点で注目される可能性が高い。   日本唯一の「きのこ総合企業グループ」で、開発から販売まで手がけている。高度な栽培技術と、厳しい品質・衛生管理体制によって、高品質なエリンギ、マイタケ、ブナシメジ、ブナピー、霜降りひらたけの5品目を、年間通して安定供給しているが、食の安全性への高まりを背景に、鮮度を重視した市場価値の高い商品を提供していることが大きく見直されそうだ。   足元の業績は、今3月期売上高610億円(前年同期比7.0%増)、営業利益40億円(同6.0%減)、経常利益41億円(同25.2%減)、純利益25億円(同8.1%減)を見込んでいる。年間配当は58円を予定している。   株価は、4月1日につけた年初来の高値2177円から5月19日に年初来の安値1809円まで調整を挟んで7月1日高値2036円と上昇。その後、1950円処を下値にもみ合いとなっている。月足では24カ月移動平均線がサポートしており、トレンドは崩れていない。   同社は現在、台湾・米国・マレーシアに拠点を置き、海外事業を展開しているが、台湾では生産ラインがフル稼働し、良質なきのこの安定供給が可能となっており、販路拡大への期待感が高まる。逆日歩のつく信用取組倍率0.30倍と売り長の好需給で、配当利回り2.9%と利回り妙味がソコソコあることから、底堅い動きとなっており、中長期で押し目買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ホクト<1379>(東1)は、2000円に接近、堅調な展開。中国の使用期限の切れ鶏肉の問題を機に食の安全性が問われ、国産品を見直す動きが見られており、同社は中長期的な視点で注目される可能性が高い。
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2014-08-13 09:30