はごろもが年初来高値、9月中間期予想を増額修正
はごろもフーズ <2831> が寄り付き直後に26円高の1108円まで上昇。7月28日に付けた年初来高値1104円を更新している。
同社は12日引け後に、今3月期の9月中間期業績予想を増額。売上高は従来予想の370億円から377億円(前年同期比0.3%増)に上積みし増益予想に転換、営業利益は4億円から13億円(前年同期の14.6倍)に、純利益は4億円から10億円(同57.5%減)に上方修正している。
同社製品の主原料であるきはだマグロ・かつおの価格が比較的安定して推移したことや、前期に実施したツナなどの価格改定が定着したことが要因となった。
通期予想については、原料価格が直近は反転傾向にあり、下期は厳しい経営環境になると見通しているほか、ブランド強化のための諸施策を実施することもあり、従来予想から上方修正したものの、増額幅は中間期と比較して縮小している。
同社の第1四半期業績は、売上高が186億2100万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は8億5000万円(前年同期は1億6900万円の赤字)で着地した。(編集担当:片岡利文)
はごろもフーズが寄り付き直後に26円高の1108円まで上昇。7月28日に付けた年初来高値1104円を更新している。
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2014-08-13 10:45