マツモトキヨシが急反落、1Qの低進ちょくと事業売却を嫌気

 マツモトキヨシホールディングス <3088> が前場に220円安(6.3%安)の3265円まで下落し、後場も下値を模索。東証1部の値下がり率ランキングの上位となっている。  12日引け後に発表された同社の今3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比5.5%減の1117億8100万円となり、営業利益は同46.5%減の27億6100万円、純利益は同48.4%減の15億8600万円に終わった。  消費増税前の駆け込み需要の反動減や、昨年より早い梅雨入りやゲリラ豪雨などの天候要因が影響し、シーズン商品が苦戦したという。  同社の9月中間期計画は、売上高が2486億円(前年同期比4.4%増)、営業利益は91億円(同4.2%減)、純利益は52億円(同10.5%減)を据え置いており、中間期予想に対する1Qの進ちょく率は営業利益が30.3%、純利益は30.5%と低い。  また、同社は子会社である茂木薬品商会に係る一般用医薬品関連商品の卸売事業を、10月1日にアルフレッサ ホールディングス <2784> に売却すると発表した。同売却による今期業績への影響は軽微としている。(編集担当:片岡利文)
マツモトキヨシホールディングスが前場に220円安(6.3%安)の3265円まで下落し、後場も下値を模索。東証1部の値下がり率ランキングの上位となっている。
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2014-08-13 13:15