クレハが続落し株価500円割れ、1Q純利益は52%減
クレハ <4023> が続落。前場に24円安の492円まで売られている。同社株が500円を割り込むのは6月3日以来。
同社は12日引け後に今3月期第1四半期業績を発表。売上高は339億1200万円(前年同期比10.1%増)と拡大したが、営業利益は13億4300万円(同23.7%減)、純利益は7億2000万円(同52.6%減)と落ち込んだ。
化学製品事業において、慢性腎不全用剤「クレメジン」が薬価改定の影響を受けたほか、農業・園芸用殺菌剤「メトコナゾール」が出荷時期のずれで売上が落ち込み、同事業は減収・大幅営業減益となった。また、機能製品事業は炭素製品の低稼働が継続したことなどで、営業赤字が拡大している。
同社の9月中間期予想は、売上高が前年同期比7.8%増の730億円を見通しており、営業利益は同3.1%増の50億円、純利益は同28.7%減の25億円の計画を変更していない。ただし、中間期予想に対する1Qの進ちょく率は、営業利益が26.9%、純利益は28.9%と低い。(編集担当:片岡利文)
クレハが続落。前場に24円安の492円まで売られている。同社株が500円を割り込むのは6月3日以来。
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2014-08-13 14:15